
ホンモノを知る、本質を知る人に評価されるような店でありたいと思う。
誰かの評価が欲しいからやっている店ではないが、
誰にも評価されず、誰にも見向きもされないようなものはやっている意味がない。
ここ最近もよく外国人のお客さんがやってくる。
新規で始めてやってくる外国人のお客さんは、自分にとってはとても興味深い存在。
日本の中華飯店にやってきた中国人の客
日本のプロサッカーの試合を観戦にきたブラジル人
日本の地ビール生産の現場に訪れたドイツ人
うちの店にアメリカ人が来るということは、例えて言うならこんなところだろうか?
つい先日はこんなことを言われた。。。
「オドロキマシタ、アメリカノヨリオイシイデスカラ
アメリカジンダカラ ハンバーガーヨクシッテル
デモ ココノハホントオイシイヨ ビックリダヨ」 と。
オレの店は、外国人向け、玄人向けにやっているわけではない。
ましてや本場USAで○○年修行とか、アメリカ育ちのオーナーが・・・とか、
本場の味を忠実に再現した・・・みたいな謳い文句もない。
何風でも何調でもなく、ただただオレがいいとする食いモンと空間と接客とがある店。
本場を知らない俺がやる店。。。
そんな店に集まる外国の方々、ものすごい笑顔で店を後にする方々。
遠方からでも、高山に来たときには必ず顔を出してくれる方々。
大衆には受け入れられないかもしれない、ここでは無理のあるやり方かもしれない。
それでも自分が届けたいものは、届いて欲しい人に確実に届いている。。。